シャイ夫婦の脱皮

92年世代シャイ夫婦🦏同年代の「人見知り」の味方🌟夫シャイアン:「人見知り」×「リクルート社員」🕊️ 妻シャイ子:「隠れ人見知り」×「旅行好き」🎒

【人見知り就活】エントリーシート(ES)の書き方|どの企業にも評価されるエピソード

ども、夫のシャイアン(@shy_blog)です。

今回は新しく【人見知り就活】シリーズを始めます。人見知りの皆さんは、就活全般が苦手ジャンルだと思います。本当に苦労しますし、不安でいっぱいですよね。そこで人見知りかつ大手人材会社で働いている僕が、人見知りのための就活アドバイスをしていきます。

今回はエントリーシート(ES)の書き方についてです。書類なので人見知りはあまり関係ないと思うかもしれませんが、僕自身エリート学生とは程遠い学生生活だったのでESに書けるようなエピソードがなく苦労しました。

しかし僕は類選考で落ちたことはほぼないです。面接では落ちますが。。笑

そこで今回はESを書くにあたって意識してほしいことについて紹介していきたいと思います。

今回の記事は自信作!!就活生は必見です!!

就活やる前なのに、自信なさすぎてマジでどの会社にも採用されないと思って必死だったからな!!

書き方編 〜誰が読んでもわかる文章を心がける〜

誰が読んでもわかる文章の特徴

よく自分を賢く見せようと、難しい言葉やたとえを使う人がいますが、そういった文章は相手のことを考えていません。

どれだけ相手にとってわかりやすく書くかが重要です。

よく本のタイトルに「バカでもわかる〜」とか「サルでもわかる〜」などのタイトルがあると思います。

別に相手のことをバカにしろというわけではありません。 良い文章とは、誰が読んでもわかる文章なのです。

◆誰が読んでもわかる文章の特徴
  1. 難しい言葉は使わない
  2. 一文を短くする
  3. PREP法を使う
  4. 具体例を使う(抽象的な表現は減らす)
  5. 箇条書きを使う
  6. 同じ言葉を繰り返さない(別の言葉を使う)

PREP法

「3. PREP法」とは、聞いたことがある人が多いと思いますが、以下の章立てで文章を構成することです。

  1. Point:結論
  2. Reason:理由
  3. Example:具体例
  4. Point:結論

聞かれたことに対して、結論からではなくその原因や過程から説明されると相手はイライラします。新聞の記事のように、結論から先に答えることを心掛けましょう。

具体例を使う

具体例を使うポイントとしては、抽象的な表現を減らし具体例(自分のエピソード)を入れることです。

例えば、、
「塾講師のアルバイトで、生徒の成績を上げました」

これでは抽象的な文です。

「塾講師のアルバイトで、中学生の生徒30名の英語の偏差値を平均5UPさせました。語彙力の不足が課題だったため、授業で扱った長文の問題から重要単語をピックアップし、次回の授業で単語テストを行うことで語彙力がアップ。模試の成績アップに繋がりました。」

これで大分具体的な文章になったと思います。

後は数字を効果的に使いましょう。数字ほど客観的な事実として表現できるものはないです。数字を使うと説得力がぐっと上がります。

エピソード編 〜相手のニーズを知る〜

相手のニーズを知る

ESを書くときって、自分にばかり目がいきます。自己分析、学生時代に頑張ったこと、自己PRなどなど自分を売り込むわけなので当たり前なのですが。。

ただ本当によく考えてほしいのが、相手のこと(つまり受ける企業のこと)についてです。

例えばあなたが高性能な車を売る営業担当だったとします。その車は6人乗りで、荷物もたくさん詰めます。今年発売された最新モデルです。けれども、お客様は買ってくれません。なぜなら、お客様は一人暮らしなので6人乗りの車は要らないのです。

つまりあなたがどんなに素晴らしいPRができても、相手の求めることでなければ何の意味もありません。

それでは例として、2019年度の人気企業ランキング1位の「日本航空」を例にして、相手のニーズを探ります。

f:id:Rakuta:20190302164954p:plain 参照:【総合】2019年卒 就職希望・人気企業ランキング | キャリタス就活2019 | 新卒・既卒学生向け就職活動・採用情報サイト

日本航空のHPに「求める人財像」があったので、それを見ていくと以下の通りです。

  • 感謝の心をもって、謙虚に学ぶ
  • 果敢に挑戦し、最後までやり遂げる
  • プロ意識をもつ
  • 採算意識をもつ
  • 多文化を尊重し、適応する
  • 仲間と共に働く
  • お客さまに心を尽くす
参照:求める人財像|JAL採用情報|日本航空株式会社

つまり「日本航空」に合格するには、どんなに良いエピソードでも上記のポイントを抑えていなければ評価されないのです。
※本当はもっと企業研究をがっつりやって、潜在的なニーズまで探る必要があるのですが、それはまたの機会にします。

他者に評価された経験は万能

いやー、と言っても何社も受けるのに毎回エピソードを一から考えるのは大変だと思うので、万人受けするポイントを教えておきます。

それは「他者に評価された経験」です。

他者に評価されたとは、当たり前ですが自己評価ではないということです。良いエピソードでも、それを評価した人がいなければ主観でしかありません。仕事の成果は自分ではなく、相手が評価することです。

そしてこの他者は「ハイレベルな人」かつ「多人数」の場合になお評価されます。

他者が高く評価した経験には以下の特徴があるはずです。

◆他者に高く評価される3つのポイント
  • 主体的な行動
  • 継続的な行動
  • 多種多様な人を巻き込んだ行動

主体的な行動とは

主体的な行動というのは、当たり前ですが自ら率先して行った行動です。これは相手に求められた行動ではなく、自分で課題を発見し、その解決方法を自ら考え行動した経験のことです。

要は求められたことをやるのは当たり前で、相手が気づいていない潜在的なニーズに対して応えられることが重要ということです。

継続的な行動

継続的な行動というのは、一回の出来事ではなく一貫性がある点が評価されます。仕事で成果が出る人は、ラッキーパンチが続く運の良い人ではありません。再現性のある人です。

多種多様な人を巻き込んだ行動

多種多様な人を巻き込んだ行動というのは、チーム力が評価されます。会社で働くということは組織で働くということ。つまりより多くの色々な人と働くということです。会社で働くときに一人で完結する仕事はもしかしたら、一つもないのではないでしょうか。

それに多くの人を巻き込んだ方がより効率よく成果を出すことができます。個のスキルが高いだけでなく、他者のスキルを活かせる人も評価されるのです。

エピソード例

それでは日本航空の書類選考を通過するESを書いてみましょう。例として私がエピソードを一つ書いてみました。

「大学3年間、イベントの企画・運営委員を行いました。私は高校時代にバスケ部の部長として、リーダーシップを発揮しチームをまとめることにやりがいを感じていました。その経験を大学でも活かしたいと思い、外国人留学生と日本人生徒の交流促進に力を入れました。交流が盛り上がらない一番の一番の原因はやはり言葉の壁だと考えました。そこで「語学カフェ」のイベントを企画しました。これはカフェでお互いの言語を教え合う交流イベントです。実施にあたり、橋渡し役としてバイリンガルの生徒にボランティアを頼んだり、日本で働いている元留学生OBに講演をお願いしました。日本人学生の人数に対して留学生の人数が不足していたこともあり、教授や他大学の友人の力をお借りし、他大学の100 名以上の留学生 に連絡を取り、追加で20 名の方に参加頂きました。その結果、留学生との交流に関するアンケートをとったところ、参加した90%以上の人から満足の評価を頂きました。」

こんな感じですかね。

人見知りがこんなエピソード持ってるわけねーだろ。

ですよねー。もちろん僕もこんな経験したことないっす。でも日本航空の書類選考通過する事考えたら、これくらい必要かと思って。。だから人見知りのあなたでも持っている「他者に評価されたエピソード」を、どこまで深掘りして近づけるかがポイントです。TwitterのDMくれればES添削や相談に乗りますよ!!
シャイアン(@shy_blog

まとめ

ちょっと長くなってしまいましたけど、ポイントは以下の通りです。

  • 誰が読んでも分かる文章で書く
  • 相手のニーズを知る
  • 他者に評価された経験をエピソードにする
  • 別に華々しいエピソードがなければいけないわけではないですよ。どんなエピソードでも、それがなぜ評価されたのか、その時自分は何を考えどう行動したのかを深掘りしていきましょう!!

    それでは!!

    シャイアン(@shy_blog

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