ネタ切れの方へ、「すごいメモ。」取ってますか?【書評】
ども、夫のシャイアン(@shy_blog)です。
ブログを続けるのってメチャクチャ難しいですね。だって書くの面倒臭いし、そもそも私みたいに引き出し少ない人間には、書くトピックあんまないんですよ。。
そこで皆んな書くネタはどうしてるのかなっていうのを調べたら、気づいてしまったんですよ。
みなさん、メモ取ってますか?
どうやら、文章を書く人は日々思いついたアイデアとか、考えを整理するときに、きちんとメモを取っているらしいんです。
そしてそのメモから、いわゆるネタを作り出しているんですね。
メモなんて、私は正直仕事で嫌々取っているだけで、バカにしてました。
でもメモからネタを作り出せるって、メモってメチャクチャ重要じゃないですか!!
そこで今回はこの本を読みました!
早速読んでいきます!!
メモは考えるきっかけ
みなさんがメモを取る意味ってなんですか?
私がメモを取っていた理由は、言われたことを忘れないようにするためです。
でもメモの本当の効果は、考えるきっかけをつくることなんです。
だからメモはあらかじめ「あとで見返す自分がわかるように」書いておくべきなのです。
その際に大切なことは、未来の自分に教えるように書くこと。
そして前提として、未来の自分をまったく信用しないことです。
未来の自分をまったく信用しないとは、必ず忘れるということです。
メモ取るべき場面の時だけ、絶対記憶能力があると思い込んでるわ
昨日の晩ごはんも覚えられないのにな
……(うるせーよ)
3つの未来メモ
すごいメモは大きく分けると3種類あります。
①まとメモ
まとメモとは、情報をシンプルにまとめて、仕事を効率化するメソッドです。
そのメモ術が下の5つです。
- 3つの○:重要なものに3つまで○を付ける
- 矢印「→」:だから、そこで、ところで、つまり、でも、さらに
- 記号:「VS」「?」「○×」「☆(重要)」「⇆(対比)」
- 吹き出し「💬」:未来の自分への指示書
- デジメモ検索:デジタルツールにどんどん書込み、検索して取り出す
ここでは私が一番役に立つと思った「4. 吹き出し「💬」」について、紹介します。
吹き出しの使い方は、「未来で考えるべきことを書くだけ」です。
書くポイントは、下記3つです。
- 起点ポイント(ここから考えよう!)
- 確認ポイント(ここを解明しよう!)
- 重点ポイント(ここを伸ばそう!)
つまり未来への自分の宿題(課題)を設定する感覚ですね!
②つくメモ
つくメモとは、メモを使ってアイデアをざくざく生むメソッドです。
そのメモ術は以下の6つです。
- ハードルメモ:目的(〇〇)を明示し、「それは本当に〇〇するか?」とハードルを生み出すことで、考えるきっかけを生み出すメモ
- マンガメモ:イラストとセリフで視覚化し、ターゲットがイメージしやすくアイデアも考えやすい
- ブラック三角メモ:隠れニーズを見つける
- ホワイト三角メモ:アイデアを100個生み出す方法
- つなぎメモ:思ったことを順につなぐだけのメモ術
- あまのじゃくメモ:「結果→原因」と逆から考えるメモ術
ここでは「3.ブラック三角メモ」、「4.ホワイト三角メモ」について取り上げます。
ブラック三角メモ
ブラック三角メモとは隠れニーズを見つける方法です。
そもそも隠れニーズとは何でしょうか。
隠れニーズ=本当はなんとかしてほしいこと
つまり表面に出ていないけど、実はこうしてほしいという潜在的ニーズのことですよね。
それではこの隠れニーズはどこに隠れているのか。
それは、、、、不満です。
「隠れニーズ」は、世の中の不満を解消して、新しい暮らしを生み出すアイデアの源。
それではこの隠れニーズを探し出すブラック三角メモとはどのような方法なのでしょうか。
それが下記の図です。
商品の良い点を左側に、世の中の不満を右側に書き、マッチした点が隠れニーズになるということです。
不満から隠れニーズを見つける方法だからブラック三角メモなのですね。
ホワイト三角メモ
ホワイト三角メモ とはアイデアを100個生み出す方法です。
先ほどのブラック三角メモとは違い、ターゲットの好みから「隠れニーズ」を探り、アイデアを生み出す方法です。
でもそもそも「アイデアをつくれる人って才能がある人じゃないの?」と思ってしまうのですが、アイデアは誰にでもつくれるそうなのです。
アイデアは「ゼロ」から生み出すのではなく、組み合わせで生み出すもの
なるほど!!
アイデアってゼロから作り出す天才にしかなし得ないことだと思っていたのですが、違うようです。
*ジェームス・W・ヤング氏
アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない出典元:アイデアのつくり方
なるなる!
つまり要は2つを合体すれば良いということですね。
これなら私にもできそうです。
それではホワイト三角メモの方法はなんでしょうか。
下記の図をみてください。
ブラック三角メモと形は同じですか書き出す内容が違います。
- 課題(テーマ+ターゲット)を設定する
- 左の三角形に、テーマに関する情報を書き出す
- 右の三角形にターゲットの好きなことをリストアップ
- 左と右のワードを結びつけて、面白い言葉を作る
ポイントは3つです。
- 真面目に考えすぎない
- たくさんのアイデアをだしてから、実現可否を探る
- テーマから離れない
これを使ってブログのネタも考えてみたいと思います。
③つたメモ
つたメモは、メモを使って、大切なことを伝えるメソッドです。
そのメモ術は下記3つです。
- 見出しメモ:メモに「年月日+クライアントと内容+打合せメンバー+発言」などの見出しをつける
- ズメモ:大小ズ、設計ズ、関係ズの3つの図で、ビジュアルでスッキリ伝える
- スピーチメモ:書籍タイトルで興味を惹く
ここでは「3. スピーチメモ」を取り上げます。
(スピーチメモですが、スピーチ以外でも使えます!)
スピーチメモで重要なのは、以下3つです。
- スピーチメモは、書籍タイトルに似せてつくり、人の興味を惹くこと。
- 画面に1行だけメモを出して、それを見ながら話すこと。
- 聞き手と同じスタンスで疑問を解決していくこと。
上記の中から一番役に立ったのは、1の「書籍タイトルに似せてつくり、人の興味を惹くこと」です。
書籍タイトルのパターンはいくつかあります。
- 「なぜ、〇〇は、××なのか?」
- 呼応(呼びかけ)
- 数字を入れる
- 〇〇だけが知っている
- 〇〇だけど××やってみた
- 〇〇力
- たったひとつの
- それは本当に〇〇するのか?
確かに書籍タイトルでよく見ますし、興味を惹かれますね。
それにこれはメモとか書籍だけじゃなくて、ブログ記事のタイトルをつけるときにも、効果的ですよね。
このブログの記事タイトルも劇的に変えていきます!
タイトルだけ誤魔化してもダメだからな
…(うるせーな、こいつ。。)
終わりに
今回は「すごいメモ。」をご紹介しました。
正直、メモなんて重要視していなかったのですが、こんなに奥が深く、効果があるとは思ってもみませんでした。
今回のメゾットってもちろん仕事でも使えると思うんですけど、ネタ作りにめちゃくちゃ使えますよね。
ここでざっくりポイントを整理します。
- メモは未来の自分へ考えるきっかけを作るために取るもの。
- アイデアは既存の要素の組み合わせ。公式を使えば誰でも出せる。
- 人の興味を引くには、書籍タイトルを参考にしろ。
ざっくりすぎますが、こんなところですね。
この本のおかげで、ブログ更新意欲も湧いてきたので、今後はブログの更新頑張ります!!
それでは!
シャイアン(@shy_blog))