人に影響を与える記事を書くには?「人を操る禁断の文章術」【書評】
ども、夫のシャイアン(@shy_blog)です。
今回ご紹介するのは、メンタリストDaigoさんの「人を操る禁断の文章術」です。
- 作者: メンタリストDaiGo
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2015/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちなみに以前もDaigoさんの本を紹介しています。
http://www.shy-blog.com/entry/2018/02/24/152746www.shy-blog.com
人を操るってヤバくないですか??
しかも禁断ですよ!!
早速、操られて本を買ってしまいましたよ笑
文章じゃなくて、タイトルじゃねーか。お前がカモなだけだろ。
…(こいつを操りたい)
まず今回の本の大前提がこちらです。
文章とは、読まれるために書くものではない。行動させるために書くものだ。
なるほど!私は今まで読んでもらいたくてブログを書いてました。
というより、そもそもの文章を書くときの目的意識が足りなかったです。
ここで自分自身が、ブログを書く目的について振り返って見ました。
同じ人見知りの人の役に少しでも立ちたい
これは最初の記事でも宣言をしています。
(今は人見知りの人だけでなく、自分と同じように毎日の不自由さを感じている人の役にも立ちたいです。)
http://www.shy-blog.com/entry/2018/01/07/220006www.shy-blog.com
つまりわたしはブログで人の役に立ちたい、ブログを使って人に影響を与えたいと思っていました。
でも影響を与えるってよく考えたら、漠然とした表現です。
影響を与えるとは、人を行動させること
Daigoさん、ありがとうございます!
冒頭で大きな学びを得てしまいました!!
影響を与えるって、漠然と使っていたけど、「影響を与える」=「人を行動させること」と具体的に定義かできたことは、とても大きかったです。
つまり「人を操る禁断の文章術」とは「人に影響を与える文章術」ということですね。
人を操る文章の仕組み
ちなみに人を操る文章の仕組みは下図です。
ふむふむ、つまりまずは想像させることを意識すれば良いってことですね。
それでは、人を動かす文章の書き方を見ていきます。
人を動かす文章の書き方3ステップ
人を動かす文章の書き方は3ステップあります。
書かない3原則
まずはステップ1の書かない3原則です。
早速3原則を見ていきます。
- あれこれ書かない
→人は受け取った情報が足りないときは、想像や予測で判断する
○ワンメッセージ・ワンアウトカム - きれいに書かない
→人は理論ではなく、感情で動く
○話しかけるように書く - 自分で書かない
マインドリーディングをして、相手の起点で書く
※マインドリーディング:ターゲットの「興味」や「悩み」を調べる
→「どういう文章なら、読んだ後に行動してくれるか」を考えて書く
7つのトリガー
- 興味
→SNSを使ってターゲットの関心ごとを調べる。 - ホンネとタテマエ
相手のホンネ(理想)とタテマエ(現実)のギャップに、心が揺さぶられるエネルギーが詰まっている。
- 悩み
■悩みの9割は「HARM」(ハーム)の四文字に集約され、分類できる
HARM | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
---|---|---|---|---|---|---|
Health (健康) |
外見 | ストレス | 出産・薄毛 | 内科系の病気 | 健康が悩みの中心 | 終活 |
Ambition (キャリア) |
受験 | 就活 | 年収 | 役職 | 本業以外の投資 | 老後 |
Relation (人間関係) |
恋に恋する | 恋人 | 結婚、子供 | 子供の進路 | 夫婦関係 | 定年後の暮らし |
Money (お金) |
小遣い | 自己投資、貯金 | マイホーム | 教育費 | 老後 | 年金 |
4. ソン・トク
→人は得よりも損を嫌う。
正直にデメリットを書くことで、信頼が得られる。
文章は、デメリットを上回るメリットで締めくくるろう。
5. みんな一緒
読み手が所属したいカテゴリー(憧れ)、すでに所属しているカテゴリー(共通点)に繋げてメッセージを訴求しよう
6. 認められたい
「初めてです」「変わりました」を文章に盛り込み、承認欲求をくすぐる。
7. あなただけの
あったものが規制・制限されると、欲しくなる。
持っていたものがなくなると、欲しくなる。
5つのテクニックで書く
書き出しはポジティブに
人は第一印象の影響から離れられない。 文章の書き出しは好印象に見せるため、感情や共通の体験をポジティブかつ詳しく書く。
なんども繰り返す
→同じ意味と感情を表現する言葉を、文章の中で言葉を変えて繰り返す
※同じ言葉を3回以上使わない
→大事なのは表現を変えて10回繰り返すこと話しかけるように書く
→人は文章よりも会話の方が内容を覚えやすい。
ポイントは自分がこう言ったら、相手はこう反応するだろうなと想像すること。 →読み手の疑問や反応を取り込んで書く上げて下げて、また上げる <書き方のポイントは3つ>
- 現状で最も明るい話題を冒頭に持ってくる
- 報告しなければならないマイナス情報を正確に開始する
- 直後にマイナスに対する対処、解決策を示す。
そして導き出される明るい結果で締めくくる。
追伸をつける
ツァイガルニク効果
→人間は、達成した課題よりも、達成されなかったことや中断されていることをよく覚えている
→人は未完の情報ほど忘れられない
→あらゆる文章の中で人が最も読み、心に残るのは追伸部分追伸のポイント
- 追伸の前の部分で一度、きちんと話を終了させておくこと。
- 追伸の短文の中にクライマックスを作ること。
※願望や行動に移させたいことを記す
その他のテクニック
◾️ありきたりな文章を名言に変える方法
ありきたりで常識的な言い回しに、過剰で具体的な条件を表す言葉を組み込むと、その文章は名言に変わる
◾️メールの書き方→メールは下から書く
1. まず追伸に、自分の願望をストレートに書く
2. 次に本文に具体的な要件や情報を書く
書き出し3行がポイント
※長いメールは敬遠される
3. 最後に本文を読ませる件名を書く
終わりに
いやー、最後はテクニックをまとめただけですが、文章を書くヒントがたくさんありました。
今回感じたことは、文章も天性のものだけで書くより、きちんと公式やテクニックを吸収した方が良いってことですね!
そうやって色々なやり方を吸収し、自分にとって合うものだけ取り入れて、自分の型として形成していく。
まさに守破離ですね!!
何かを伸ばしたい時の必勝パターンがわかってきた気がします。
- 伸ばしたいことについて調べる
- 真似する
- 自分にとって良いものだけ取り入れる
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人間一生勉強ということですね。
それでは!!
シャイアン(@shy_blog)